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生徒・学生・教員、みんなで作る学びの場 私は何を大切にしているんだろう?

総合型選抜対策講座って?

こんにちは!進路部長のやまがみはやとです。

5月11日(水)3年生希望者を対象に第2回総合型選抜対策講座を開きました。
近年、書類審査や面接等、高校生の適性や学習に対する意欲・目的などを総合的に判断する総合型選抜や国公立大学校推薦型選抜が拡大しています。そういった選抜では「自分のやりたいこと」を堂々と語る力や、社会課題について「自分はこう考える」という意見を論理的に述べる力が求められます。
日吉ケ丘高校では総合型選抜の準備として、様々な人と語り合いながら「やりたいこと」を形にしていく「総合型選抜対策講座」を3年生希望者対象に開催しています。第1回は「志望理由書と自己分析」、第2回は「志望理由書と情報の集め方」というテーマで、志望理由書の構成を学びつつ、18年間の自分史を作ったり、様々なニュースサイトから関心分野の情報を集めたりといったアクティビティを行いました。
対策講座の企画運営には、総合型選抜で合格した卒業生にも学生ボランティアとして協力してもらっています。


第2回講座の様子

生徒・学生・教員、三者で作る互いの学びの場

今年度から総合型や国公立大の推薦で合格した卒業生に協力をしてもらい、学生ボランティアとして高校生の支援をお願いすることになりました。
忙しい時間を使って大学生に来てもらうからには、大学生にとっても学びのある場にしていきたいです。
集まったのはそれぞれの形で教育に関心がある学生。一口に教育に関心があるといっても、そのスタンスは様々です。
高校生と共に様々なテーマについて、アクティビティを行う中で、それぞれの大事にする教育についても考えを深めてもらいたいです。
また、大学生にも活動の中で考えたことや気づいたことなどをnoteに書いてもらおうと思っていますので、ぜひそちらもお読みください。きっと読み応えのあるものが生まれると思います。

僕たちもまだ道の途中

もともと作文教育に関心を持っていたこともあって、3年生の担任をしていた2年前から総合型選抜に関わり出しました。
小論文のカリキュラムを作って実践したり、志望理由書や小論文の添削をしたり、たくさんの生徒と面談したりする中で、様々な道を歩もうとする高校生と向かい合ってきました。
この2年間で「思いを言葉にすること」についてや「目標を持つこと」「生徒の書きたい気持ちを引き出すこと」などについて、様々な問いを持つことになりました。そして、大学という次のステップに進む直前の高校生と面談をすると、いつも浮かび上がってくるのが「僕は何を大切にしているんだろう?」という大きな問いです。「あなたは何を大切にしているの?」という問いを生徒に投げかけると、まるで鏡に問いかけているようにこの問いに自分自身が向き合うことになります。
今回の記事は取り組みの紹介に留まりますが、今後の記事では僕自身の問いについても考えを書いていきたいなあと考えています。