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教員の評価規準を超えてくれ。

暑い夏やなー。夏らしいイントロから始めようと頭に浮かんだのは
T.M.Revolutionの「カラダが、夏にな・る!!」の曲でした。
世代ですね〜。
今では平和堂の歌まで歌ってる西川さん、俺を冷やしてくれ。
というわけで、企画推進主任こと、キカシンです!!

本校夏の目玉イベント「都農町フィールドワーク」についての、キックオフ記事↓↓

これ以来、記事書けてね〜。ってか、日吉の記事自体全然あがってね〜〜!って現状ですが、もうすぐ飛行機乗って出発ですので、事前学習をばーっと記しておきましょう。(備忘録的な感じか)

7/15(金)
フィールドワーク関連の調べ学習発表会

「 都農町 ・ (株)イツノマ ・ 循環型社会 」
の3つのテーマに分かれて、調べたことをお互いに発表しました。

7/21(木)
私たち目線での環境問題解決に向けたワークショップ

進路部長のやまがみはやと先生、卒業生のとよたひなさん&堀さんという、いつも3年生向けの総合型選抜対策講座を行なっているメンバーの皆さんをゲストに迎えて環境問題を考え、ビジネスモデルを提案しました。


やまがみ先生、とよたさんによる講習
考えて、
発表。(今回は模造紙で)

7/22(金)
旅の工程とか、宿泊の部屋決めとか。

研修旅行が2年生の秋になっている関係で、飛行機に初めて乗る生徒ばかりなのです。「世界をつなぐ越境者」というのは、どちらかといえば、内面的なスローガンですが、実際飛行機に乗って九州・宮崎に越境するのだ!っていう物理的な越境もワクワクするのです。

7/25(月)
現地での研修内容発表。当日までに準備しておくこと。そして、フィールドワーク後の計画について。

特にフィールドワーク後の計画はけっこう大切。
参加しました。はい、終わり。良い経験になりました。楽しかったです!
では、少々物足りない。(その瞬間瞬間を現場で感じることだけでも非常に貴重な経験にはなること前提で)
ひとつは、学校への還元。在校生への成果発表。学校説明会で中学生に対して積極的な高校生の姿を見せる。それをすることで、改めてフィールドワークで得たことは何だったのかを考える。
もうひとつは、外部コンテストへの参加。別に、都農町で考えたことをそのままアウトプットさせようとは思いません。でも、物事を考える上で、こういうことは気にした方が良い。みたいなことを学べるはず。いかに、包括的なアイデアを出せるか。そこは、体験していない人には出せない発想かと。

例えば、福知山公立大の田舎力甲子園。

例えば、第10回ナレッジイノベーションアワード

コンテストといえば理系、というのは今や昔の話で、ビジネスモデルなどのアイデアを発想すること、つまり、「企画力」が問われている。これからの人材はdevelopedな社会で新たな産業を生み出す・・・みたいな文脈もよく耳にしますね。
生徒たちにそういう話をすると、けっこう食いついてくる子が多い。たぶん、高校生なりの実感があるのでしょう。

学校外の学びに求めること

教育界のキーワードで、「評価」というのがあります。「企画力」を評価することって、教員にできるでしょうか。私の場合、せいぜい、そのアイデアに至ったまでの道筋とかを評価してしまっている気がします。だから、アイデア自体に、多くの人を幸せにできるのか、とか、幸せになれない人が出てくるのか、とか、技術的に実現可能なのか、とか、コスト面はどうなのか、とかそういうことを評価するのってとても難しい。そういう意味では、100人中、1人が、「良いアイデアだよ!」って評価してくれるだけでも、価値があると思うのです。(トラディショナルな、例えばマーク式試験が減点方式で、60点だったら、あと40点努力しようぜ!みたいな評価とは全く別物という意味で。)
そして、「評価」の手前にあるのは、自分らしさを出せるかどうか。評価って結局は評価者の物差し。そこにフィットするか。それも時には大切ですが、それに慣れすぎてるっていうのも、日本の課題と言われていますね。
こういう話になると、教育に求められることって多いんだ〜って頭パンクするのでそろそろ終わります。
細かいことは置いておいて、実際に見たもの、触れたものを直感的に感じることもとっても重要。都農町にはそれがある!!